「ミノタウロスの皿」あらすじ
ヒロインの少女ミノアとは?
美味しくたべらることは名誉である、そのために今まで努力してきたのだ、という主張をするミノア。
「ただ死ぬだけなんて・・。なんのために生まれてきたのかわからないじゃないの。」
とミノアが主人公に言う場面もあります。
ミノアたちのはミノアたちの生きる目的があり、その最終目標が美味しく食べられること。
ちなみに、この世界では捕食される時がくるまでは衣食住は保証され牛たちからいじめられることもありません。
いい関係が築けているように共存しているのです。
それがまた不気味なところでもあります。
なんとも奇妙な話で、ゾワゾワする話でもあります。
主人公は牛たちのことを残虐だ!といいますが、そこに住む人間たちはそれを受け入れているのです。
逆に私たち人間は家畜が出荷されるまでの間に快適な環境を家畜に提供しているだろうか?という疑問も生まれます。
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ミノア最後の結末
物語の最後としてはミノアをお祭り会場から助けだそうとする主人公はミノアを助けることはできず(ミノアに拒否される)
言葉は通じるのにお互いの価値観の違いが埋まることはありませんでした。
ミノアは最後食べられてしまったと思われます。
落胆し諦めた主人公は、帰りの宇宙船で待望のステーキを泣きながら食べる、というなんとも言えないラストを迎えます。
ご興味あればみてみると面白いと思います!
ドラえもんも原作ではたまに怖くてゾクッとする話がありますよね。
少し不気味で考えさせられる話も好きです。
お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた☆
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最後に・・その他SF短編集
「みどりの守り神」「ぼくは神様」「四畳半SL旅行」など少しフシギな夢があふれる冒険世界が広がります。
『マンガ少年』『こどもの光』『スターログ』『小学四年生』『小学五年生』『別冊コロコロコミック』『少女コミック』に掲載された作品を収録。特に『スターログ』掲載の「絶滅の島」(初出サイレント版)は、単行本収録時に改編されたセリフ入り最終版と読み比べられるように、2作品とも収録しました。ぜひ、2作品を読み比べながらお楽しみください。
「ヒョンヒョロ」「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」「カンビュセスの籤」「箱船はいっぱい」ほか、SF専門誌にふさわしい衝撃的で絶妙な余韻を残す傑作短編のオンパレードです。
ちなみに私がカンボジアで異世界を味わい、死にかけた実話もあります←え?
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かつての日本の恐ろしい世界はこちら・・
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