以前、私は児童養護施設に勤めていたことがありました。
ちなみに私は児童養護施設職員になるために保育士を目指しました。
とても貴重な経験をしましたし、後悔はありませんが・・
やはり児童養護施設職員の仕事内容は重労働でありました。
私の経験から児童養護施設職員の勤務体制、ルーティーンについて述べていきます。
あくまでも私の経験によるものとします。
児童養護施設の勤務体制4つ
①早番 早朝6時〜16時まで。
②昼番 9時〜18時まで。(レア)
③遅番 13時〜子供たち就寝まで。(22時くらい?)
④宿直 13時〜子供たちが就寝するまで、そのまま泊まり。
主にこの4パターンでした。
休みは週に1でした。
このシフトで組んでありますが、子育ては時間通りに動くわけがありません。
大体1〜2時間はオーバーするのが通常でした。
大変な時は早番も夜までいることもありました。
ルーティーン
早番
朝6時には施設の台所にたち、子供たちに朝ごはん及びお弁当をつくります。
朝晩は基本二人で行います。ご飯の支度ができたら一人は配膳を、もう一人は子供たちを起こしにいきます。
朝ごはんを食べてもらい、身支度のサポートをして学校や幼稚園へ送りだします。
そこからが子供たちの大量の洗濯や掃除などに一気に追われます。
まあ、控えめにいって大変でした。
学校に行っていない子供たちもいるのでその子たちとも関わりを持ちながら行います。
子供たちが学校から帰ってくるまでは待機し「おかえり」を言って宿題をみます。
昼番
主に会議がある時などに9時に出勤する場合があります。
遅番
13時頃から出勤し帰宅する子供たちを迎えます。
おやつ等を出し、宿題をみます。それが終われば夕食の準備です。
子供たちと一緒に夕食を食べ片付けます。
幼稚園児の寝かしつけや夕食の片付け、また他の子供たちと遊んだり、おしゃべりしながら過ごします。
皆が寝静まったら退社です。
宿直
遅番と同じ仕事内容ですが、宿直はそのまま子供たちと寝泊まりします。
私は幼児の部屋の床に布団をしいてよく寝ていました。
職員用のベットもありましたが、幼児さんが起きた時に職員を探すので一緒に寝る方が楽でした。
以上が私の経験から基づいた児童養護施設職員の勤務体制と大まかなルーティーンでした。
最後に・・私の体験談
私は児童養護施設職員になるために保育士になりました。
そのくらい情熱がありましたが、結局のところ・・2年目にもならずして退職しました。
週に1度の休みは泥のように寝てすごしていました。
そのため実家からはもちろん通うことはできないので私も他の職員職場の児童養護施設から徒歩圏内で通勤できる距離で家を借りていました。
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けれど・・やり甲斐は間違いなく大きい仕事です。
私自身ここでの経験に後悔はありません。挑戦してみたい方は是非頑張ってみてください。
私としては、このような次世代の人を育てる仕事が今より評価され、様々な処遇が良くなることを願っています。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。