こんにちは
この話はほぼ終わりに近づいているのですが・・・どういう感じで完結しようかと思っていました。
K君はフリースクールに通えるようになったことで、今までより堂々と朝起きることができるようになりました。
もしも朝起きて小さい子に、どうしてK君は学校いかないの?と聞かれても
「俺は学校じゃなくてフリースクールに通ってるんだ」と堂々と答えられるようになったからだと思います。
自信が少しもてたことで、表情も明るくなり今までよりも穏やかになった印象がありました。
そんなこんなで、私は当時付き合っていた夫と結婚し退職してしまいました。
結婚と退職を発表した時
K君は何も言わずにただこちらを真っ直ぐ見ていた気がしています。特にそのことに対して聞いてこなかったし、興味なさそうな感じでした。そして退職の日まで普段通りに過ごしていました。
退職した日にもらった子どもたちからのメッセージの寄せ書きにはK君から一言
「おめでとう、元気で」
と書いてありました。私は照れくさいのもあり最後にK君へ手紙をかき部屋に置いて施設をでました。
あまり内容は覚えていませんが、K君が頑張ってきた1年半で色々なことができるようになったことについて、後は本当は頑張り屋なところも私はすごいと思っている。だからK君はきっと大丈夫だよ!ということを書いた気がします。
K君が何を思ったかはわかりませんが、彼がいたことで私も施設職員としてがんばれたのも事実なので、K君にはこのまま良い方向に頑張ってほしい!K君なら大丈夫だ!という気持ちを伝えたかったです。
そんな形でK君とはお別れしました。
その後にもう一度だけK君と会う機会があったのですが、それはまた今度番外辺として書いていこうと思います。
最初の話はこちらから↓
↓次の番外編の話
その後は、昔話学生時代にカンボジアスタディツアーに参加した話なんかもしていきたいと思います!
↓元気なカンボジアの子どもたち
私が児童養護施設職員を目指すきっかけとなった書籍↓
↓その後、保育補助のパートで心折れる話(過去記事)