カンボジアの歴史といえば、ポル・ポトは有名かと思います。
東南アジアの独裁者といえばこの方⇩
私は学生時代、カンボジアにスタディツアーを二週間、2回行ったことがあります。
その時にカンボジアの歴史についても学びました。
ポル・ポトとはどんな人物か?
ポルポトという人物は青年の時にフランスへ留学しています。
この留学中に彼は共産主義者になります。
それで彼が求めた理想は原始共産主義ではないかといわれています。
原始共産主義とは、共産主義を極端に考えた考えで、
そもそも原始にもどることができれば人々は格差がなく、より自由に生活することができるのではないかという考えです。
ああ、そうなのかもしれないね、あははー
で終わりそうな話ですが、
これを本気で目指してしまったのがポル・ポトです。
彼は留学からカンボジアに戻ってからクメールルージュという共産主義の政治政党として活躍していくのです。
原始共産主義&共産制の結果
結論から言いますと…カンボジアはこの世の地獄となります。
そう言っていい程の自国民への虐殺を後に行います。
なんで?という話ですが、
彼の目指す原始共産主義には知識人や優秀な人間はいらないのです。
むしろ優秀な人間がいることにより貧富の差が生まれると考えていました。
ここまでで、だいぶホラーですね。
もう恐い・・恐い・・。
それにより学歴がある人や学生など、医師や頭が良いとされる職業につく人を次々と虐殺していきました。
そして次第と無差別に人を虐殺しています。
大人は知恵がある故に信用ならない、という理由で子供に医者をやらせるようにもなります。そもそも医師は虐殺しているからです。
カンボジアは長い間、内戦と虐殺とで国内がボロボロとなっていきました。
詳しくはこちらの本でも実際に生き延びた少年兵のお話を漫画で読むことができます。
結局、このことが今でもカンボジアが豊かな国になることへの足かせになっています。
学校にいったことがない、学びとは無縁であった人だけが生き延びる事ができたのです。
内戦後の復興もその残った人々で成し遂げなければなりません。
そのため国の豊かさを取り戻すには時間がかかることとなりました。
キリング・フィールドとは?
実際にキリングフィールドという、
かつての処刑場にも行きましたが異世界なような場所に感じました。
ポル・ポトは原始共産主義という自分の中の理想?
を成し遂げるために優秀な自国民をひたすら虐殺しました。
独裁者とは人の意見を聞かず、
自分の理想ばかりを追い求める人なのではないかと思います。
(あれ・・日本にもマイルド独裁者いる??)
今後の日本の行く末も私は心配です。
詳しくはこちら⬇️
そして、本当は臆病な部分ももちあわせているから、
反対するものを簡単に殺すことができるのではないかとも私は思います。
私達も自国の平和を維持できるよう…
国民主権・民主主義を大切に、政治や国内の事に注視し、時には意見をし参加していきましょう。
平和を維持するためには、1人1人のその意識が大切になると思います。
再び繰り返さないために。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。それでは、また。
そんな私がカンボジアで死にかけた話⬇️
カンボジアに興味がある方是非いってみましょう。
5と10のつく日は最大20パーセントオフ
お得に予約できます。