これは旅行二日目にロープウェイにのった日のことでした。
大涌谷駅でのことでした。すでにこの日はとても寒い日でした。
薄い上着だった私は凍えていました。(バカ)
そして、ここにたどりつくまでにもかなり凍えていました。
夫は私のことを「見てられないから」と、自分の上着と私の上着を取り替えてくれました。
しかし、それでも私はもう凍えきっていて、末っ子も私と同じように凍えていました。
元気なのは長女と長男、夫のみです。
それもそのはず、数日前まで日中はポカポカしていたのにその日は寒く、標高が高い大涌谷ではみぞれが降っていました。寒いはずだわ・・・・。
駅からもう外に出れないと、私と末っ子はギブアップ。
もうここらへんで昼食食べたいと言いました。※ちょうど昼食時だった。
夫は駅の外を探索したかったので二手に分かれることにしました。
①探索組→夫、長女、長男
②駅内であたたまる組→私、末っ子
だが、しかし・・・
私たちに待ち受けていたのは同じように凍えていた同じように考えた人々の波でした。
駅内のレストランはものすごい列。イライラするご老人に泣き癇癪を起こす子どもたち・・・
うわー\(^o^)/
と思いました。けれどここを諦めれば外か駅でオロオロしりしかありません。だから皆並んですのです。もちろん、3秒頭をフル回転させながら考え我々も並ぶことにしました。
・・しばらく並ぶと真ん中あたりまで進みました。まだ先は長いけれどここまで来れた、と思っていたその時
「ママ、おしつこ・・・」
と末っ子が言いました。
どしてだい…?
列から外れトイレをすまし、この時、心が折れました。
レストランに戻ってみると先ほどより列が伸びています。ああ、もう無理だ・・・。
並ぶことを諦め、駅内をプラプラすることにしました。
私自身も泣きたい気持ちになってきていました。
夫にレストランに入ることに失敗したので、駅構内をプラプラしているからそっちの探索と昼食が済んだら連絡してほしい、と連絡をしました。
どうしようかなー・・とボーっと考えていました。
それからしばらくしたら、なんと夫が走って迎えにきてくれたのです。
びっくりしました。
「え!?長女と長男は!???」と聞くと
「近くにレストランがあるからそこで昼食食べてもらってる、一緒に食べよう!迎えにきたよ」そう言って末っ子を抱えて外の駅外のレストランにむかいました。
徒歩2分くらいの距離に別のレストランがあったのです。
そこで私は山菜そばを末っ子はカレーライスを食べました。
温かいものを食べてホッとして
「もう、お昼食べられないのかと思った・・寒かった・・本当ありがとう」
と夫に伝えました。
夫はその後、先に食べ終えた長女と長男を連れてお土産屋さんへ行ってくれてました。
お陰で私は末っ子とゆっくり昼食をとることができました。
ピンチの時に駆けつけてくれて本当に嬉しかったです。頼りになったし、見直しました。
それと家族のことを大切に思ってくれているんだな、と勝手に感じることもできました。(珍しくポジティブ)
この時、夫のことを大切にしようと思いました。(だか実際はしていない)
以上が夫を見直した話でした。
お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた☆